...嚆矢(かうし)恐らくはこの数首にあらんか...
芥川龍之介 「骨董羹」
...序文人及び詩人としての薄田泣菫氏を論じたものは予の著述を以て嚆矢とするであらう...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...――視覚のナマエを持つことは計画の嚆矢である...
李箱 「線に関する覚書7」
...是れが亦我國に於ける論理學の嚆矢である...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...殊に此書は欧羅巴刊行の書籍中漢字を組入れた嚆矢としてビブリオファイルに頗る珍重される稀覯書である...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...私が嚆矢(こうし)ではないかと思います...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...いわんや写真や記文は下手ながらこれが嚆矢(こうし)であると考えている...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...昌造らを以て嚆矢とした嘉永以後の舶來活字は第二期のそれであつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...是れ實に我邦の史家が卑彌呼の記事に對して下せる批評の嚆矢といふことを得べし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...欧洲において日本の画家一人を主題としたる出版物はけだしこれを以て嚆矢(こうし)となす...
永井荷風 「江戸芸術論」
......
穂積陳重 「法窓夜話」
...実に本邦講談落語速記の嚆矢(こうし)ではあるとされている...
正岡容 「我が圓朝研究」
...月々の出版物のために漉かれたのは之が嚆矢ではなかつたらうか...
柳宗悦 「和紙十年」
...律法の庭に医師の進言の採用せられし嚆矢(こうし)なりと聞けり...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...わしを以て嚆矢(こうし)とするだろうな」「左様ですな...
吉川英治 「黒田如水」
...天下に汝(うぬ)をもって嚆矢(こうし)とする...
吉川英治 「親鸞」
...やがてこれが海軍兵学校の嚆矢(こうし)をなしたものである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...彼を以て嚆矢とする...
和辻哲郎 「鎖国」
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