「噌」の意味
音が騒がしい
小説での「噌」の使い方
...今は海底トンネルの入口があったり、工場があったりして、昔の面影はないが、私の子供の頃は農村漁村が散在して、麦味噌の名産地、したがってまたその味噌漬は朝の茶漬の食膳を賑わす妙品として馬関(バカン)(下関)人に愛好された...
青木正児 「九年母」
...僕等は飲屋で先刻の蜆を出して味噌汁を作って貰い...
梅崎春生 「蜆」
...やつれて支那から歸つてきたときの芥川が、中西屋の風呂場の貫かんで計つたときの目方は十二貫五百であつたが、腦味噌一貫五百、體十一貫と稱する元氣はあつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...いかにも脳味噌をつめ替えるために『トントン』が自身でしたように見せかけて...
大阪圭吉 「三狂人」
...或は其儘酢味噌或は醤油酢にて喰し...
関寛 「関牧塲創業記事」
...お味噌につけて置くことにしよう...
太宰治 「女生徒」
...私の大好きな小蕪(こかぶ)の実の味噌汁(みそしる)は...
近松秋江 「うつり香」
...去年の正月ある人に呼ばれて東京一流の料亭で御馳走になったときに味わった雑煮は粟餅に松露(しょうろ)や蓴菜(じゅんさい)や青菜(あおな)や色々のものを添えた白味噌仕立てのものであったが...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...茄子と瓜の味噌漬...
豊島与志雄 「塩花」
...朝の味噌汁の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...味噌汁を食わないのは誰だい」「…………」「この家の中に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十六日放送のサラリーマン物はぜひきいてくれと味噌を並べる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...味噌汁がアカダシの味でなく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...刑死人にも鹽と味噌を膳に並べて...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...モー一つソーダ松魚のローソク焼と申すのは今のように切った魚の肉を擂鉢で摺って味淋と味噌とで味をつけてそれを木の棒か竹の棒へ蝋燭(ろうそく)のように塗りつけて醤油を付けながら火の上でよく焼きます...
村井弦斎 「食道楽」
...私はその鮒を味噌煮(みそに)にした...
山本周五郎 「青べか物語」
...だから中野より規模が狭かった大久保小屋の消費高でも、犬に喰わせる一日料の米、三百三十石、味噌十樽、鰯(いわし)十俵、薪(まき)五十六束(そく)という記録がある...
吉川英治 「大岡越前」
...そろそろ鳩談義の味噌が出そうな口ぶり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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