...やがて俊助は空嘯(そらうそぶ)いている大井の方へ...
芥川龍之介 「路上」
...然し戰爭は決して地震や海嘯(つなみ)のやうな天變地異ではない...
石川啄木 「大硯君足下」
...火災、海嘯(つなみ)、山崩れ、食糧問題、治安問題などが、いたるところに起っているのであろう...
海野十三 「第五氷河期」
...文化八年七月偶(ふと)おもひたちて友人四人(●嘯斎●斎●扇舎●物九斎)従僕等(じゆぼくら)に食類其外用意の物をもたせ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...津軽及び松前の諸領にまで海嘯があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...余音(よいん)をことさらに長くひっぱって空嘯(そらうそぶ)いていましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛虎の長嘯(ちょうしょう)...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...海嘯で命を拾つた村長は...
牧野信一 「素書」
...地震海嘯(つなみ)の節大用ある地なり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...虎嘯けば風を生ずるが如く...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...たかが子守っ子をおどかすくらいが関の山さ」「それが素人の悲しささ」寒笑はおほんと嘯(うそぶ)いた...
山本周五郎 「新潮記」
...越後城下にはおのずからな声海嘯(こえつなみ)が捲きあがったものだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...すでに風雲に嘯(うそぶ)く日のすがたをおもわせるほどだった...
吉川英治 「三国志」
...冷やかに嘯(うそぶ)いた...
吉川英治 「三国志」
...と声海嘯(こえつなみ)を揺るがしているだけなのである...
吉川英治 「三国志」
...そら嘯(うそ)ぶいていたといったほうが近い...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんな白々しい嘯(うそぶ)きをしているのである...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...八寒嘯がそこで鳴るまで...
吉川英治 「八寒道中」
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