...併し理想を負ふ者の苦しみを嘗め知らざる者は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...汝はわが別後いかなる苦を嘗めしかを知らざるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...すると君の報告の方が一つ多いね」署長は鉛筆を嘗(な)め嘗め三個の横に4とかいた...
海野十三 「人間灰」
...同じ経験を嘗めたことを思い出した...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...金森氏は酢を嘗めたやうな口元をして...
薄田泣菫 「茶話」
...言葉通ぜぬ國に在るが如き痛苦を嘗めしむ...
太宰治 「「地球圖」序」
...嘗めたかと思いました...
田中貢太郎 「狼の怪」
...しかしその一方、未の刻に麹町から出た火があって、雉子橋、一つ橋、神田橋に及び、また北風になった風に煽られて、八重洲河岸、大名小路を嘗め、西丸下桜田に至って二つに別れ、一方は通町に出で、一方は愛宕下から芝浦まで往った...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...蛇の色女に嘗められるような話を聞こうというのじゃ...
田中貢太郎 「涼亭」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...先刻(さっき)お前さんに嘗められたお駒(こま)ちゃんの頬が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつは気味が悪くて嘗め兼ねましたよ」それは八五郎でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...交る/″\出て來ちや頬つぺたを嘗めるんですもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...古き西洋の悔恨を嘗め...
萩原朔太郎 「家庭の痛恨」
...嘗めたりするにもかかはらず母には少しも犬の意志が通じない...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...それも叶はぬ暁は共に囚虜の苦を嘗めん...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...数年の辛苦を嘗め...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
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