...吝嗇(りんしよく)で...
芥川龍之介 「地獄変」
...しかしそれは彼(かれ)が吝嗇(りんしょく)なるのではなく...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...吝嗇(りんしょく)...
太宰治 「女の決闘」
...非常に陰惨な陰気な沈鬱な執拗で吝嗇で猜疑心が深いという...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...感情を奔放さした吝嗇家(りんしょくか)ほど激しい浪費をなすものはなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すぐに手紙をださないといけないね」無義道に吝嗇な父親と...
中村地平 「悪夢」
...なんでも大変吝嗇(りんしょく)な武士で金銭ばかり数えている者で人に嘲(あざけ)られていたが...
長谷川時雨 「源泉小学校」
...かくいうあたしも吝嗇漢です...
久生十蘭 「金狼」
...吝嗇(けち)くさくなって行った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼を支配したのは決して吝嗇でも貪慾でもなかったのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...吝嗇で畳換へをしようともせず...
牧野信一 「秋・二日の話」
...わたしは吝嗇漢(シワンボウ)と目されて評判が悪かつた...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...平生人には吝嗇と云はれる程の...
森鴎外 「高瀬舟」
...あるいは吝嗇(りんしょく)のために...
山本周五郎 「季節のない街」
...一方では妻の吝嗇と嘘つきと口やかましいのにあいそをつかしていた...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...倹約というより寧ろ吝嗇(りんしょく)にちかいところが少くなかった...
山本周五郎 「めおと蝶」
...T氏の吝嗇は有名だったが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...吝嗇坊(けちんぼう)の巾着(きんちゃく)みたいに膨れている...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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