「喫」の意味
飲食する
小説での「喫」の使い方
...煙草を喫(の)まず...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...喫煙室とデッキの間をぶらぶらしていた...
大杉栄 「日本脱出記」
...他の立派な喫茶店も内幕は中々苦しいようでありました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そしてこの地下鉄横町の銀座的な喫茶店に入ったことがある...
高見順 「如何なる星の下に」
...黄いろな服の男はそれもぺろりと喫ってしまった...
田中貢太郎 「賭博の負債」
...許宣は保叔塔寺(ほうしゅくとうじ)へ往って焼香しようと思って、宵に姐に相談して、朝早く起きて、紙の馬、抹香、赤い蝋燭(ろうそく)、経幡(はた)、馬蹄銀(ばていぎん)の形をした紙の銭などを買い調え、飯を喫(く)い、新しく仕立てた着物を著、鞋(くつ)も佳(い)いのを穿いて、官巷の舗(みせ)へ往って李将仕に逢った...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...自ら喫驚して立悚みました...
豊島与志雄 「影」
...彼女は恐らく喫驚(びっくり)して泣くだろう...
豊島与志雄 「生あらば」
...あれの内実は喫茶店だったのか酒場だったのかというようなことから...
豊島与志雄 「白木蓮」
...岸の浴場の變つたのには一驚を喫した...
長塚節 「痍のあと」
...初めて喫茶店の客が「何を考へて居るのだらう」と考へて見た...
萩原朔太郎 「喫茶店にて」
...りよ達はメリーと硝子行灯の出てゐる小さい喫茶店にはいつて行つた...
林芙美子 「下町」
...なに? これはなにをするものなの?」石田氏は横をむいて煙草を喫(す)っていたが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...舟を鉄橋の下にとどめそこより木曾停車場に至り茶店に午餐を喫す...
正岡子規 「かけはしの記」
...牛肉を食べた後にパインナプルを喫すると消化が速い...
村井弦斎 「食道楽」
...誰かが煙草を喫み...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...大きな失敗を喫したが...
吉川英治 「三国志」
...日本人の体はまだ喫煙の害に馴れないので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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