...「学校に行かんならんのでこんな絵でも日がかかって困ります」などと喞(かこ)ったりされながら「写されるのだったら直写ししても構いませぬ」と気易く許して頂いて...
上村松園 「昔のことなど」
...喞筒なんぞは有りませんだつたが...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...喞筒の稽古を為(し)て居るんでごわす...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...喞筒はまだ遣つて来るやうな様子も見えぬ...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...「喞筒(ポンプ)確(しつ)かり頼むぞい!」「確かり遣れ」「喞筒!」と彼方(あつち)此方(こつち)から声が懸る...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...その喞筒(ポンプ)の水の方向は或は右に...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...旅の身ではねえと喞(かこ)ち言(ごと)をおっしゃる――まして...
中里介山 「大菩薩峠」
...わが頭の白きを喞(かこ)つものは幸の部に属する人である...
夏目漱石 「草枕」
...櫻かざして日の永きを喞てる者と...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...僕はまだ火のつかない煙草を口に喞へたまま...
堀辰雄 「風景」
...それでも母親が料理や裁縫についての彼女の身だしなみの無さすぎることを喞つたりすると...
牧野信一 「小川の流れ」
...かかる不平はアメリカの財産家がしばしば喞つところであると私は聞いている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...おたがいに似たような薄命を喞(かこ)ちあって...
吉川英治 「私本太平記」
...不遇を喞(かこ)っていた一人物がいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...独り喞(かこ)っていたということである...
吉川英治 「新書太閤記」
...心で喞(かこ)った...
吉川英治 「松のや露八」
...独り喞(かこ)つようにまた...
吉川英治 「源頼朝」
...英国労働の労賃の高いことをもってその製造品が外国市場で売負かされる原因であると喞(かこ)っているが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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