...だましては喜んでいる」「博士...
海野十三 「火星兵団」
...私は私の会計係の毎日ありのままな報告をどんなに喜んでいるか知れない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...元素の名前に「桐壺(きりつぼ)」「箒木(ははきぎ)」などというのをつけてひとりで喜んでいる変わった男も若干はあってもおもしろいではないかと思うことがある...
寺田寅彦 「柿の種」
...食事の分量も運動も風呂も仕事も東京よりよいので喜んでいる...
戸坂潤 「獄中通信」
...リベラリズムが台頭して来たと云って喜んでいる...
戸坂潤 「社会時評」
...『このほうがよくきくだろう』なんて喜んでいるのさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ただ役をふってさえもらえればどんな待遇をも喜んでいる無名の青年俳優らなどの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いわば戯作者で当人も大凡下々(だいぼんげげ)の戯作者と称して喜んでいるような始末ですよ」「え...
中里介山 「山道」
...「今日はやわらぎだ」と山男は喜んでいる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...立ち働く機会が降って湧いたのを喜んでいるという風だった...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...大公の別な側面として下士官もどき悪行(あくぎょう)を暴発させるのは西洋文明とか称して喜んでいるものに長いこと毒されているせいだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...実際喜んでいるようだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...地獄で仏に――西洋のことだから神様だが――その神様に会ったように喜んでいる...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...やっといる処が出来たって喜んでいるんですもの」程経って...
宮本百合子 「或る日」
...Y君が自作への世評の良いことをそのまま喜んでいるならば...
三好十郎 「恐怖の季節」
...その無鉄砲な我武者羅(がむしゃら)なところが喜多流だと思って喜んでいるのだから困りものですよ」又...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...ルパシカを着る息子たとえば息子がルパシカを着て喜んでいるとする...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...男でも女でも物を呉れるたんびに「タヌキ」と云ってやると喜んでいるんですからヤッパリ獣(けだもの)なんでげしょう...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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