「喚く」の意味
大声で叫ぶ
小説での「喚く」の使い方
...喚くようにいった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...罵り喚く追随者群に...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...合唱隊が歌う、子供達が喚く、鶉(うずら)が啼く、雲雀が声を張りあげる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...風は煙突内で子どものように喚く啜る...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...数人の口々に喚く声が起こり...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...火傷した姪たちはひどく泣喚くし...
原民喜 「夏の花」
...兵隊さん」と火のついたやうに泣喚く声がする...
原民喜 「夏の花」
...火傷した姪たちはひどく泣喚くし...
原民喜 「夏の花」
...狂気のやうに泣喚く...
原民喜 「廃墟から」
...縁側で嫂の泣き喚く声がした...
原民喜 「星のわななき」
...狂気のように、喚く...
火野葦平 「花と龍」
...」と喚くや、力に任せてドンドン唐紙を蹴つたり撲つたりした...
牧野信一 「疳の虫」
...のう悲しやと喚くやら秘蔵の子猫を馬ほどに鼠が咥(くわ)えて駈け出すやら屋根では鼬(いたち)が躍るやら神武以来の悋気(りんき)争い」とある...
南方熊楠 「十二支考」
...そのためヒョイと眼を開いた仙太郎、畜生っ! と叫んで両足で水木を蹴倒す)仙太 (手負いの体をもがきながら、刀を抜いて二人を防ぎつつ狂ったように叫ぶ)畜生っ! ひ、ひ、人をだましやがって! き、貴様達それでも男かっ! それでも士かっ! い、いいや、そ、それが士だ! だましたな! だましたな! 犬畜生っ! い、い、命が惜しいと、だ、だ、誰が言ったんだ! そ、それを、い、い、いまさら、だましやがって! き、貴様達士なんぞ、人間じゃねえ、に、人間じゃねえ!水木 黙れ! 黙らぬか! 加多っ! (抜刀、斬り下ろす)加多 (これも抜刀するが、斬り下ろしかねながら)仙太、どうか死んでくれ!仙太 (刀を振廻すが、手負いのため、相手には届かぬ、喚く)し、し、死んでくれと? 畜生! 死にたくねえと誰が言ったっ! 皆で一緒にと、あれほど言った、うぬ等の舌の根がまだ乾かねえのに! い、い、い、や、こんな、こんな、こんな目にあっては、死に、たくねえ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...尚一層の馬力で喚く)そ言つた訳! 尊公が高山に対して手附の上にいくら貸金が有るか知らんが...
三好十郎 「妻恋行」
...はねあがりはねあがり喚くさまは...
山本周五郎 「似而非物語」
...「何処へ行くんだ!」喚く声に...
山本周五郎 「お美津簪」
...それを罵(ののし)り喚くのだった...
吉川英治 「上杉謙信」
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