...それから目ばかり大いなる美人の荘子と喋々喃々(ちょうちょうなんなん)するはこの哲学者の細君なるべし...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...あまり人の知らぬ山を持って来て喋々するのはすこしいやみだが...
石川欣一 「可愛い山」
...あまり人の知らぬ山を持って来て喋々するのはすこしいやみだが...
石川欣一 「可愛い山」
...大都会の貧民窟を一度通過した者は今日吾人があまりに多く社会問題を喋々するといふが如き言葉を敢て公言する者は恐らくあるまい...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...喋々としてヤソ教を説くものあり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...連句というものの文学的芸術的価値ということを全然念頭から駆逐してしまって統計的心理的に分析を試みることによって連句の芸術的価値に寸毫(すんごう)も損失をきたすような恐れのないことは別に喋々(ちょうちょう)する必要はないであろうと思われる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...ゆえに吾人はこれを喋々(ちょうちょう)するを要せず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...あにまた吾人が喋々(ちょうちょう)を要せんや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...新聞の組織インスティチュートだけを素人に向かって喋々する記者式新聞論(ブルジョア的新聞経営学)乃至新聞学(新聞記者心得)に至っては...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今の身で行先の旅の楽しさに喋々(ちょうちょう)と浮れ出す女の話を聞いていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...私も随分熱心に磨りましたが――この正月からガラス玉を大小六個磨り潰しましたよ」と嘘だか本当だか見当のつかぬところを喋々(ちょうちょう)と述べる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...その家の舅姑に事(つか)うるの法如何は古来世論の喋々(ちょうちょう)する所にして...
福沢諭吉 「新女大学」
...ひそかに是非(ぜひ)喋々(ちょうちょう)の言を聞くことあるべし...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...叮嚀に慇懃(いんぎん)に喋々しく陳(の)べ立てて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その根(こん)を創口(きずぐち)に比して男子に説く趣向を妙案らしく喋々(ちょうちょう)し居るが...
南方熊楠 「十二支考」
...あのころばかりをそうは喋々するのであるか...
柳田国男 「雪国の春」
...喋々(ちょうちょう)と“わしが国さ”のお郷(さと)自慢だの...
吉川英治 「新・水滸伝」
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