...それが石川啄木(たくぼく)という大天才の書いた本よりも...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...朱君を考へると、何とはなしに、啄木を考へる、或る意味で、朱君は俳壇の啄木らしかつたといへないでもなからう...
種田山頭火 「其中日記」
...すでに彼女を啄(ついば)み始めてる内部の病苦が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...石川啄木が歿(なくな)つてからいまだ二十年かそこらにしかならないのに...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...啄木の作中でも優秀なものと思ふ...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...籔の中の細い道をあつちへ曲りこつちへ曲り小国氏の案内で漸く啄木の所へ着いた...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...石川啄木ではなかったかと思う...
野村胡堂 「胡堂百話」
...実に啄木(たくぼく)は歌って言う...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...啄木が生れた日なのか亡くなった日なのか...
林芙美子 「田舎がえり」
...懶(ものう)いので横になって啄木を読む...
林芙美子 「田舎がえり」
...啄木はこんなに楽しそうに家にかえる事を歌っている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...啄木もそんなに老けてはゐない年頃だつたと思ふ...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...――あの莫迦な啄木鳥(きつつき)の奴め...
堀辰雄 「巣立ち」
...其の芥を二三羽の鴉が啄(つゝ)きし...
三島霜川 「解剖室」
...日本の現代文学の中になにかの推進力として価値あるものをもたらした人々は、北村透谷、二葉亭四迷、石川啄木、小林多喜二など、誰一人として「抽象的な情熱」をもって語り、それを宣伝した人はなかった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...我々の知っている最も普通の形では雀と燕と啄木鳥(きつつき)の三兄弟となっている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...あのくいちがった嘴(くちばし)を松かさの弁の間へしこんで巧みに実を啄(つい)ばむ...
山本周五郎 「菊屋敷」
......
若山牧水 「みなかみ紀行」
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