...けれども唖(おうし)に変らない僕はこの時もやはりいつもの通り...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...荷風君の幼年時からの友人である井上唖々君が高等學校の帽子を冠つて同じやうに絶えず訪問れて來た...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...靜枝の本名を名乘らして四谷區に圍つて居ると唖々君が伯林に居る私へ報知して來た...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...博士はその研究を自らの肉体に試(こころ)みられたのです」人々は唖然(あぜん)として...
海野十三 「俘囚」
...相川の町でこれを歌へない人は恐らく唖と生れたての赤子だけでせう...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...その日はただ唖然とし...
鷹野つぎ 「窓」
...唖然(あぜん)たる眼つきをしか期待できないような擦(す)れ違う男にたいしてさえ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...聾(つんぼ)にして唖(おし)...
中里介山 「大菩薩峠」
...アーアウゝゝと唖である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...聾唖(おし)の木魚の阿呆陀羅経だよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この唖女(おしやん)はモトこの裏山の跛爺(ちんばじい)の娘で...
夢野久作 「笑う唖女」
...その顔を下から見上げた唖女はサモサモ嬉しそうに笑った...
夢野久作 「笑う唖女」
...唖の船を岸へ呼ばせた...
吉川英治 「黒田如水」
...しかも西山荘のお側近くに仕えていたさむらいの一名にちがいございませぬ」八検校は、見えぬ眼を開(あ)きそうな顔して、しばしは唖然と、愕(おどろ)きに打たれていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...唖(おし)の如く...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...唖(おし)のように首を振った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...唖(おし)のように沈黙しているので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ここにいる新七や唖男などのために...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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