...イスラーム世界を指す言葉として、「唐土の文化に影響を受けた」と表現されることがある...
...歴史小説や漫画などの物語において、異国情緒を表現する際に「唐土」という言葉が用いられることがある...
...唐土(もろこし)の何とやら申す侍は...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...首里の小学校では「昔唐土の朱文公」という軍歌をうたい出した...
伊波普猷 「私の子供時分」
...○ 雪中の虫(むし)唐土(もろこし)蜀(しよく)の峨眉山(がびさん)には夏も積雪(つもりたるゆき)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しかれども常をなさゞれば奇(き)とし妙(めう)として唐土(もろこし)の書(しよ)にも記(しる)せり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...唐土に火井の在(あ)る所北の蜀地(しよくち)に属(しよく)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...日本(ひのもと)の北海へながれきたりたる其水路(すゐろ)を詳究(しやうきゆう)せんとて「唐土(もろこし)歴代(れきだい)州郡(しうぐん)沿革地図(えんかくちづ)」に拠(より)て清国(いまのから)の道程(みちのり)図中(づちゆう)を(けん)するに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...或る時はこれも唐土から渡ったと云う珍奇な幾種類もの香木(こうぼく)...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...八「唐土にても墨張とて学問にあまり精を入れしゆえにつりし蚊帳(かや)が油煙にてまっ黒になりしという故事に引きくらべて文盲儒者の不性(ぶしょう)に身持ちをして人に誇るものあり...
寺田寅彦 「人の言葉――自分の言葉」
...されど唐土(もろこし)にも寒国は八月雪降(ふる)事五雑俎(ござっそ)に見えたり...
中谷宇吉郎 「雪」
...唐土(もろこし)から傳來の繪と違つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一 婦人は夫の家を我家(わがいえ)とする故に唐土(もろこし)には嫁(よめいり)を帰るといふなり...
福沢諭吉 「女大学評論」
...まるで唐土(もろこし)にでも行ったように長いことかかって...
堀辰雄 「ほととぎす」
...僧宗叡は帰朝すれども伴いたまえる親王は見えたまわねば唐土へ生死を尋ねたまえりける...
南方熊楠 「十二支考」
...『唐土訓蒙図彙』にその図あったが...
南方熊楠 「十二支考」
...『北瑣談』二に東山に七月十六日の夜立つる大文字の火唐土にもなしと孔雀先生も書き置かれたり...
南方熊楠 「十二支考」
...ちょうど唐土(とうど)の小説にある冥宮(めいきゅう)のような後生の使者が...
柳田国男 「海上の道」
...幾多の唐土(とうど)の妃(ひ)と帝王の例などもお胸をかすめたことであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...唐土大陸の永い歴史...
吉川英治 「新書太閤記」
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