「哭」の意味
大声で泣く
小説での「哭」の使い方
...啾啾(しうしう)赤大根の哭(こく)...
芥川龍之介 「八宝飯」
...ある時は慟哭し、また或る時には我とわが髪を引きむしって気違いのように救いを求めたりしていたが、結局は静かに冷然として死のうという考えが、彼の胸に起こって来た...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ツァールの悲惨な運命を哀哭(あいこく)するには余りに深くロマーノフの罪悪史を知り過ぎていた...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...「僕(あ)は妣(はは)の國根(ね)の堅洲(かたす)國二三に罷らむとおもふがからに哭く」とまをしたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...臧は慟哭(どうこく)して...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...及びヘレネーの慟哭...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...同じ様に肩を顫わせてしくしくと哭(な)き始めたのであります……...
西尾正 「陳情書」
...切々と心情から慟哭的(どうこくてき)に歌われている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...地の底でなにものかが慟哭(どうこく)するかのように...
山本周五郎 「風流太平記」
...――ただ無力なにぶい瞳のうちに哭(な)いて...
吉川英治 「三国志」
...慟哭(どうこく)した...
吉川英治 「三国志」
...声をあげて哭(な)いた...
吉川英治 「三国志」
...人の哭(な)きさけぶ声が...
吉川英治 「三国志」
...李恢のまえに哭(な)き仆(たお)れた...
吉川英治 「三国志」
...慟哭(どうこく)した...
吉川英治 「三国志」
...大いに哭(な)いた...
吉川英治 「三国志」
...いかに哭(な)いてこの挙をすすめたとしても...
吉川英治 「新書太閤記」
...なにか霊壇(れいだん)を吹き旋(めぐ)る形なきものが鬼哭(きこく)してでもいるようだ……「あっ! 兄さんっ」武松は確かに何かを見た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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