...又咽喉が渇けば一杯の冷水でも非常にうまい...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...更にその詮(せん)なきのみか咽喉(のど)は次第に縊(しば)り行きて...
巌谷小波 「こがね丸」
...咽喉の渇ききつた兵卒に...
薄田泣菫 「茶話」
...又(また)子供(こども)の咽喉(のど)を見(み)るので口(くち)を開(あ)かせたりする時(とき)に...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...咽喉の辺をさすったのよ」若い女はまた笑いだした...
田中貢太郎 「狼の怪」
...そして Zu viel! zu viel! と歌いながら起き上がる時に咽喉(のど)がつかえて妙な声になりそうなので咳払いを一つして始末をつけたのを記憶している...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...銀子を椅子にかけさせて咽喉を覗(のぞ)いたりしたが...
徳田秋声 「縮図」
...咽せ返るほどぐっぐっと飲み下していった...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...ただ高い嗚咽にむせぶばかりであった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...いつまでも眠りに落ちようとするのに咽喉(のど)はしきりに水を飲みたがって...
中里介山 「大菩薩峠」
...滅多打ちにのぼせている長太の咽喉の横から...
中里介山 「大菩薩峠」
...喘息患者の咽喉(のど)がひいひい鳴っていた...
平林初之輔 「二人の盲人」
...咽喉を通る冷水の快感を求め...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...病人S氏の咽喉管(のどくだ)(カニューレ)を引き抜き...
北條民雄 「続癩院記録」
...こう小意気な咽喉(のど)でもころがしたくなって来るなあ」「どうぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...咽(む)せる様に香水を部屋に蒔(ま)いて...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...これも盲人だが全く新内らしいいきな咽喉(のど)...
山本笑月 「明治世相百話」
...よろこびの嗚咽(おえつ)にも...
吉川英治 「私本太平記」
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