「呆」の意味
ぼんやりする
小説での「呆」の使い方
...」「どうして?」「この近ごろマッグの書いた『阿呆(あほう)の言葉』という本を見たまえ...
芥川龍之介 「河童」
...やはり呆(あき)れたやうな一瞥(いちべつ)を明子の後姿に浴せかけた...
芥川龍之介 「舞踏会」
...呆然(ぼうぜん)と窓の下に立ちつくした...
海野十三 「蠅」
...阿呆鳥熱き国にぞ参りたる稲妻の砕けて青し海の上明治三十四年四月発行の『ホトトギス』誌上に...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...呆然(ぼうぜん)として客間にひとりでぐったり横坐りに坐ったまま...
太宰治 「饗応夫人」
...自分の図々しさに呆(あき)れたよ...
太宰治 「パンドラの匣」
...彼は呆然(ぼうぜん)と立ち止まった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当人の相当に驚き呆れるのを見すました上で...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうした一時的痴呆の状態は全然本人の自覚を伴わぬものか...
中島敦 「南島譚」
...呆れた奴だ」と云つて笑つた...
中原中也 「我が生活」
...あんな呆けなすを搜すのに四日もかゝつたと思ふと――」「まア...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七年位になりますか」「呆(あき)れた野郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あゝもせやうかうもせやうおだまきの糸つれづれに二十五の呆然と生き果てし女は黍畑のあぜくろに寝ころびいつそ深くと眠りたき思ひなり...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...呆気に取られている金五郎を...
火野葦平 「花と龍」
...「僕は阿呆じゃないぞ...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...しかしまだ呆れてはいけない...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...お生憎(あいにく)様ね!」呆(あ)っ気(け)にとられているのを後にして...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...それしきの事、弁(わきま)えずに、大任を拝受するとは、呆れたことだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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