「吹き鳴らす」の意味
音を立てて吹く
「吹き鳴らす」の例文(場面別)
- 日常会話彼はトランペットを吹き鳴らして、公園で演奏していた。
- ニュース式典では、ファンファーレが吹き鳴らされ、盛大に幕を開けた。
- 文学風が吹き鳴らす笛の音が、静かな夜に響き渡った。
小説での「吹き鳴らす」の使い方
...笛を吹き鳴らすことと...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...クウクウと吹き鳴らすと...
泉鏡花 「婦系図」
...ピリピリと吹き鳴らす...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...吹き鳴らす*サリピンクスの朗々の響の如く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...笛にこしらえ吹き鳴らす...
中里介山 「大菩薩峠」
...笛の音のする里へ行かうよ俥に乘つてはしつて行くとき野も 山も ばうばうとして霞んでみえる柳は風にふきながされ燕も 歌も ひよ鳥も かすみの中に消えさるああ 俥のはしる轍(わだち)を透してふしぎな ばうばくたる景色を行手にみるその風光は遠くひらいてさびしく憂鬱な笛の音を吹き鳴らすひとのしのびて耐へがたい情緒である...
萩原朔太郎 「青猫」
...思慕のイデアが吹き鳴らす「詩人の笛」に外(ほか)ならないのだ...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...郷愁の横笛を吹き鳴らすにある...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その風光は遠くひらいてさびしく憂鬱な笛の音を吹き鳴らすひとのしのびて耐へがたい情緒である...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...門松の枝吹き鳴らすモダン風...
久生十蘭 「魔都」
...クラリオネットで吹き鳴らす唱歌を聞く感がした...
牧野信一 「スプリングコート」
...そして彼は間断なく口笛を高調子に吹き鳴らすのが癖だつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...呼子の笛を吹き鳴らすのであつた...
牧野信一 「肉桂樹」
...ブーブーと吹き鳴らす器である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...トテーと明るいトボケタ音を立てて馭者がラッパを吹き鳴らす...
三好十郎 「樹氷」
...――折から馬揃いで吹き鳴らす貝の音(ね)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...山伏みたいに大きな法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らすのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...一つ一つ教えこむように吹き鳴らす時...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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