「否応」の意味
賛成か反対かの意思表示
「否応」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの進め方について、否応なく上司の意見に従わなければならなかった。
- 日常会話友達に誘われたが、否応なく断ることができなかった。
- ニュース政府は否応なく新たな政策を導入せざるを得ない状況に追い込まれた。
小説での「否応」の使い方
...否応なく受け入れるしかなかった...
...彼女は否応なく私の提案に賛成した...
...この試合は否応なく勝たなければならない...
...否応を言わずに彼の要求に応じた...
...プレッシャーにより、彼は否応なく退職を余儀なくされた...
...今度こそは否応なく...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...否応(いやおう)なしに啓坊に自分との縁を諦(あきら)めさせ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...クリストフはオリヴィエを自分の否応なしの航路中に引き入れていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それでも私は否応なしに...
豊島与志雄 「林檎」
...パトラッシュは否応なし...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...その留守番に、否応いわさず、自分が引受けさせて、熊の養育を托して置いてやる...
中里介山 「大菩薩峠」
...まあ来たまえ」と青年は否応(いやおう)なしに高柳君を公園の真中の西洋料理屋へ引っ張り込んで...
夏目漱石 「野分」
...否応なく客たちの眼を床に向け...
萩原朔太郎 「ウォーソン夫人の黒猫」
...否応なく一致協力し...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それが私たちに旅行を中止することを否応(いやおう)なく決心させた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...否応なく彼女の部屋は私からも見透せるのであつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...私は毎日のやうに窓下から聞える芝居で、否応もなく、そんな科白までも覚えてしまつたのであるが、それらの物語は凡て連続物で翌日へ翌日へと際限もなくつづけられるのであつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...社会のどん底と社会の裏面に否応なしに直面すると若いジャックの頭に一つの人間観...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...否応(いやおう)なしに負わされてしまった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...否応なく彼にそんなに思わせて来るのだった...
横光利一 「旅愁」
...否応(いやおう)なくそこへ取り囲まれてきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...否応なしに新大陸を把捉する筈だったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...否応なしに極端なコントラストが起こる...
和辻哲郎 「夢」
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