...君恩を賊(ぞく)するというものだ...
大隈重信 「選挙人に与う」
...一飯(いっぱん)君恩を重んずと云う詩人もある事だから猫だって主人の身の上を思わない事はあるまい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...三百年の君恩は臣子の身として忘るべからず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...不説君恩却説貧...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「君恩常覚官途坦...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...君恩何処無...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...難奈君恩眷寵多...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...君恩に泣きぬれて...
吉川英治 「大岡越前」
...「それがしに取っては、又なき君恩の品、唯一の家宝ともしておる物を、何で火中へ投じられたか...
吉川英治 「黒田如水」
...君恩の勿体なさ、まこと、戦国の世でもあるなら、この君の為に死ぬであろうと思われる...
吉川英治 「剣難女難」
...君恩のありがたさに...
吉川英治 「三国志」
...大きくは君恩にこたえ...
吉川英治 「三国志」
...以て三代の君恩に報ずるの日を誓って招来してお目にかけまする」その神妙な容子に...
吉川英治 「三国志」
...一(ひと)しお君恩をふかく感じて...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつもながらの君恩」秀吉は...
吉川英治 「新書太閤記」
...一死君恩に報ずるの覚悟...
吉川英治 「新書太閤記」
...長年うけた君恩をうらぎり...
吉川英治 「新書太閤記」
...その時、頼政は一晩じゅう、君恩に感泣して、(いつかは、この老骨を朝廷の御為(おんため)に――)と愈(いよいよ)、大君の防人(さきもり)たる武士(もののふ)の本道を意志につよめて、同時に、(犬ともよべ、畜生とも誹(そし)れ、われはわれの勤むるところを勤めて後の世に問わん)と、なお老後を養っていた...
吉川英治 「源頼朝」
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