...忽ち梁(うつばり)に吊るしてあった用心籠がめり/\鳴るかと思うと...
谷崎潤一郎 「少年」
...竹竿の上へ高く吊るしてゐるところから察すると...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...虱を吊るした窓の外の風物は...
中島敦 「名人傳」
...隅に吊るした鸚鵡(おうむ)の籠をのぞいて餌の有無を見てから...
中島敦 「狼疾記」
...鹿を吊るした柿の木はどうしたといふと既になくなつて居る...
長塚節 「菠薐草」
...川魚の串刺(くしざ)しが吊るしてある...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...保平の家従や僕を車部屋の梁へ吊るし...
久生十蘭 「無月物語」
...天に吊るしあげられるところ...
火野葦平 「花と龍」
...そいつらも犬を後脚で吊るしたのか?」「いいえ...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...そこで尻尾(しっぽ)を撮(つま)んで倒(さか)さに吊るしたようにこれまでどん底であった所が...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...行燈の火の上に吊るしておく...
森鴎外 「安井夫人」
...喧嘩の中から牛蒡(ごぼう)抜きに宙に吊るしたまま下駄を穿(は)かしてくれたので万事解決さ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...鋭い目を吊るし上げて...
吉川英治 「剣難女難」
...木の枝に逆しまに吊るしあげたりして拷問(ごうもん)したが...
吉川英治 「三国志」
...帰らなければ、引っ吊るしても、荊州城の奥へほうりこみますぞ」夫人は白くわなないた...
吉川英治 「三国志」
...猪(しし)はどこに吊るしてありますか」近所の百姓で...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...やめんか!」両手に吊るしている甚兵衛と一角を振りまわして...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...吊るしてあるお灯明の鎖がふるえだす...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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