...高い天井には古風なシャンデリアが点いていたが窓外にはまだ黄昏(たそがれ)の微光が漾(ただよ)っているせいか...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...暑い方の国が採用している古風な建築法だよ」四本は...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...そして古風な道徳家で...
江戸川乱歩 「悪霊」
...歌舞伎芝居の腰元の衣裳などを思出させる古風な代物だが...
江戸川乱歩 「悪霊」
...老人は旧約聖書の挿絵からでも脱け出して来たやうな古風な身なりをしてゐました...
薄田泣菫 「茶話」
...古風な幅のある楢の梁を持った煉瓦造りで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...例の川に架(か)かった古風な木橋を渡ると...
徳田秋声 「仮装人物」
...古風な「イタリツク」や「ローマン體」よりも...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...古風な役人ふうな姿をして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...古風なかんじん撚(より)で丁寧な結び目がしてあった...
夏目漱石 「道草」
...向後(こうご)一切の関係を断つという事が古風な文句で書いてあった...
夏目漱石 「道草」
...古風な喇叭をつけてゐて...
林芙美子 「大島行」
...古風な鉄錠が鋲打ちされていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...古風なたんすにしまいこんだものを...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...毛皮は古風な貴族らしい着用品ではあるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酒を飲むにしてもまるで古風な飲み方をするし...
柳田国男 「故郷七十年」
...古風な人々は気にしたのであった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...そこに一軒ある古風な生垣に蠣殻(かきがら)かぶせの屋根門をスウとくぐった...
吉川英治 「剣難女難」
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