「古拙」の意味
古風だが拙いこと
「古拙」の例文(場面別)
- 美術評論この仏像の古拙な表現は飛鳥時代の特徴をよく表している
- 文章批評新人作家の古拙だが熱意の感じられる文体が逆に新鮮だった
- 伝統工芸古拙の趣があるこの染め物は、現代の精密な技法であえて再現された
- 人物評老教授の古拙な話し方に、長年の研究で培われた深みを感じた
小説での「古拙」の使い方
...古拙な建物が多い街並みが魅力的だ...
...絵画の古拙な筆の形状が、その画家の特徴である...
...彼女は古拙な語り口で、昔話をしてくれた...
...古拙な陶器のコレクションを持っている...
...古拙さが趣きを醸し出す、和風の茶室がある...
...然しその演技は豫想した程古拙でもなくまた土の匂ひも淡かつた...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...訳文の古拙なせいばかりでも無いと思う...
太宰治 「パウロの混乱」
...その卷頭に「アポロの古拙なるトルソ」なんぞと題せられた詩を載せてゐる此の詩集は...
堀辰雄 「一插話」
...寧(むし)ろイタリアの古拙な聖歌の方を好んだ...
堀辰雄 「木の十字架」
...あのいかにも古拙(アルカイック)なガンダラの樹下思惟像――仏伝のなかの...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
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