「口早」の意味
話すのが速いこと
小説での「口早」の使い方
...彼女は口早で、とてもおしゃべりな人です...
...口早に話すと、相手が聞き取りづらくなるので注意が必要です...
...口早に食事を済ませて、急いで仕事に向かいました...
...彼は口早に振る舞いながら、実は内面は繊細でした...
...面接での口早は、自信とともに説得力を持たせることができます...
...見やう聞真似(きゝまね)に発句(ほつく)狂歌(きやうか)など口早(くちはや)く即興(そくきよう)にものするに...
饗庭篁村 「隅田の春」
...口早に基督(キリスト)の生涯を話した...
芥川龍之介 「おしの」
...口早やに城山戦死説を弁じ出した...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...そして激しく口早に言った...
梅崎春生 「日の果て」
...僕が今目撃したあらましを口早に吹き込みました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...甘い言葉を口早に囁いているところなのですが...
太宰治 「皮膚と心」
...練吉は口早に引きとつて云つた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...私達は口早に云い争ったり...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...そして最後の言葉を投り出すようにして口早に云ってのけた...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...そして口早に尋ねた...
豊島与志雄 「理想の女」
...いろいろなことを口早に饒舌りました...
豊島与志雄 「霊感」
...人目に立つ」と、広岡は、口早にいって、立木の多い、少し、村の方へ引返した窪地のところへ、歩いて行った...
直木三十五 「南国太平記」
...口早に紹介して過ぎて行つた...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...親しげにだが口早にいった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...口早に軽侮の言葉を射放つた――「この野暮な人が香水ですつて?」三それ程深い交際にと入り込んでゐる訳でない私は...
松永延造 「アリア人の孤独」
...自分の名さえも覚えていません」「それはもう聞いた」「雨に降りこめられた夕闇の辻堂の中で」と彼は口早に続けた...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...老人はすぐ口早に...
吉川英治 「源頼朝」
...この異樣な樣子が呑み込めると同時に口早やに問ひ掛けた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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