...本を読むのではなく、口授で物語を聞くのも面白い...
...先生が試験範囲を口授してくれたので、勉強がスムーズに進んだ...
...口授で進められる仕事もあるので、メモをとりながら注意深く作業する必要がある...
...誰かが口授で伝えた情報を信じ込み、失敗してしまうことがあるので、自分で確認する癖を持つべきだ...
...彼女が口授でアドバイスしてくれたことを思い出し、いい方向へ進むことができた...
...ただ御命令を接受せんことのみでございます」彼女はその返答を口授した使者を送った...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...代り合って枕頭に侍していた我らが居士の口授を筆記したものであった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...主に口授を筆記するのであったが...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...歴史的運動――その事物の・またその事物がぞくする歴史的全体の――によって口授されるのでなければならない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そして私が之を充分に理解し得たのは全く貴下から直接に口授を受けた賜であるのを忘れることは出来ない」...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...ナポレオン自身の口授になった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また高い声で口授されるのでもないんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...おそらくだれかが口授しているか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...小野蘭山の口授した『本草記聞(ほんぞうきぶん)』芳草類...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...同じく小野蘭山口授の『本草訳説(やくせつ)』(内題は『本草綱目訳説』)には「恕菴(じょあん)先生秘説(蘭品)ニハ山海経ノ薫草ヲ和ニ麝香草ト称ルモノニ充ツ未的切ナラズ麝香草ハ生ニテ動揺スレバ香気アリ乾セバ香気ナシ漢名麝草(王氏彙宛)」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これらの事実について確かな由来の真相を捉まんとする人は咸豊七年(昭和十二年から八十年前)に支那で開版になったウィリアムソン氏口授の“植物学”(漢訳の植物学書)を繙(ひもと)くを要する...
牧野富太郎 「植物記」
...良子刀自所蔵の雑記に「芸庵君口授」と題して載せてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...部屋の中をあちこち歩きながら口授する...
森鴎外 「追儺」
...ここにあるような夢想を書きつけたり口授したりする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当道(とうどう)の一門人がそれを口授(くじゅ)して記録しておいたものがのちに...
吉川英治 「私本太平記」
...頼み事を口授(こうじゅ)して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また一昨年決定版全集を上梓した時、横光さんは、病中のこととて、家人に口授して、先きの文章を訂正して贈られた...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
...しかしああいう引例の多い議論を病床で口授するということは...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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