...彼女は釈迦に説法するような口振りで、私たちの間で恋愛の話を始めた...
...彼女の問題は、いつもパンドラの箱を開けるような口振りになることだ...
...決済方法は、クレジットカードと別口振込がございます...
...愼(つゝま)しいお利代の口振りの底に...
石川啄木 「鳥影」
...革命党の口振りを探るつもりであったらしい...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...口振りの点から云っても...
上田広 「指導物語」
...なに気ない口振りを装い...
上田広 「指導物語」
...止したが良かろう」まことに横柄な言い方だが口振りは淡々としていた...
梅崎春生 「蜆」
...船長はそんな口振りは少しも示さなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その口振りには何となくそれほど気にしているらしくもないので...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...少し自信のなささうな口振りである...
太宰治 「津軽」
...その腹の底ではお園が精神に異状を呈したのも大根(おおね)の原因(もと)は私からの手紙に脅迫されたのだと思っているらしい口振りである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...自分を可なり大事な者に考へてゐたことがその口振で分ると...
中原中也 「蜻蛉」
...小六(ころく)は幾分(いくぶん)か安之助(やすのすけ)の利害(りがい)を代表(だいへう)してゐる樣(やう)な口振(くちぶり)であつた...
夏目漱石 「門」
...もつと激しく吸へとまた手振口振で教へる...
南部修太郎 「阿片の味」
...親分」全龍は以ての外の口振りです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...言ひたげの口振(くちぶり)をかし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...心配(しんぱい)しないで呪(まじなひ)でもして待(ま)つが宜(い)いさと慰(なぐ)さめるやうな朋輩(ほうばい)の口振(くちぶり)...
樋口一葉 「にごりえ」
...その口振りによりて昼のほど公園に遊び帰途勧工場(かんこうば)に立ち寄りて筆紙墨(ひっしぼく)を買いたりし事まで既に残りのう探り尽されたるを知り...
福田英子 「妾の半生涯」
...口振りから察しても蕗子は決してその男を愛していないらしかったのです……)とね...
山下利三郎 「流転」
...容子(ようす)から口振りまで...
吉川英治 「新書太閤記」
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