...その事件についてはメディアで度々口に上る...
...この頃人の口に上る地方色というものの価値を極小にしてしまったのである...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...「悠々(ゆうゆう)たる人生だ」こうした嘆声がいつとなく私の口に上るのであった...
田山花袋 「『田舎教師』について」
...結婚の日どりが双方の人達の口に上るやうになつたその翌日であつた...
田山録弥 「百合子」
...殊にこのごろの多く人の口に上るやうになつた農民小説の提唱のことが考へられてくる...
田山録弥 「レイモンドの『農民』」
...今日のヒューマニズムが評論家の口に上るようになったのは遂一二年程前からだと云っていいだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...所謂新官僚という観念は岡田内閣の成立当時から人の口に上るようになった...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...口に上る隙がなかったらしい...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...同国人の多くの者の口に上る時と同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ある顔だちの線とその口に上る言葉との間の不断の対照...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いろいろとよくない噂が口に上るようになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...さいぜんから二人の口に上る甚内様というのは何物か...
中里介山 「大菩薩峠」
...その爲に世上の口に上る騷ぎまで起しては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...川開きの噂が江戸つ子の口に上るころ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...川開きの噂が江戸ッ子の口に上るころ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幸福らしい口調で私の名があなたの口に上るのを聞くのが好きだつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かういふ話が一度誰かの口に上ると...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...お口に上る詩も楊妃(ようひ)に別れた玄宗の悲しみをいうものであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...上流子女の口に上るなど少々時代の逆行...
山本笑月 「明治世相百話」
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