「口々」の意味
多くの人がそれぞれに話す様子
「口々」の例文(場面別)
- 日常会話会議中に口々に意見が出て、まとめるのが大変だった。
- ニュース事件現場では、目撃者が口々に証言をしていた。
- ビジネスプロジェクトの打ち合わせで、メンバーが口々にアイデアを出し合った。
小説での「口々」の使い方
...そこでふたりは、あかるい旅館の入口の方へ歩きながら、さっきのおそろしいできごとを、口々に、小林君に話して聞かせるのでした...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...」口々にかういつて挨拶をする若い学生達を...
薄田泣菫 「茶話」
...まだこの辺(へん)をばあちこちと不安な顔付して行交う人たちの口々に...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...「失敗失敗」口々にこんなことを言いおります...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘定方役向を取囲んで口々に歎願を叫んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...避難民ら口々に絶叫し...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...向ふから口々に叫びました...
槇本楠郎 「原つぱの子供会」
...「やっ身投げだ」「身投げだ」口々に数万(すまん)の見物は愕いたが...
正岡容 「小説 圓朝」
...口々にさもおかしそうに笑った...
山川方夫 「夏の葬列」
...いやむしろ口々に敵も味方も何事か吠(ほ)えあい叫びあい...
吉川英治 「上杉謙信」
...口々に風のなかで云っていた...
吉川英治 「三国志」
...土足で後宮を馳けまわる暴兵たちは、口々に、「皇后(きさき)はどこへ隠れたか」と、罵り罵り捜していた...
吉川英治 「三国志」
...口々にあたりの兵にたずねた...
吉川英治 「新書太閤記」
...御大儀」と、ふたりの肩をたたいてねぎらい、その部下たちは、馬を取って、内へ曳き入れ、また使者の袖や背の埃(ほこり)を払ってやるのもあるし、汗拭(あせふき)を与えて宥(いたわ)るもあるし、口々に、「お早いことで」「遠国から一息に、大変だったでしょう」「さあ、あれにて、湯なと召し上がれ」と、その労を慰めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...口々に云い合った...
吉川英治 「新書太閤記」
...口々になだめぬいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして、口々に、「御停止(ごちょうじ)じゃ」「念仏は、一言(ひとこと)も」「ああ、南無(なむ)」「それ、うかつに口へ出すと」恟々(きょうきょう)と、人心はおののいている...
吉川英治 「親鸞」
...その縁側へと集まって来て口々に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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