...口々に言うようになりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...口々に三人を返せといって騒ぎだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...と口々にお祭を意味なく軽蔑しながら...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...」などと、口々に言って、ひどくはしゃいでいる...
太宰治 「パンドラの匣」
...船長(キャプテン)に通じてくれ!」印度人たちは口々に呼ばわって殺到した...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...「あッ」上から覗いている者の口々に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...出口々々は先刻の俺の聲一つで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...灯し……」口々に騒いでいるうちに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...医師を迎へよと口々に勧(すゝ)め呉れぬ...
福田英子 「母となる」
...それから上着を畳んで、肩へ投懸(なげか)けて出掛けるとて、口々に、「そんだら、椋(むく)よ達者(たつしや)で暮らせ……そんだら/\!」……と、椋のミハイロ一人になつた...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...」口々に各自の意見をのべて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...山男よと口々に言いてみなみな遁げ帰りたりといえり...
柳田国男 「遠野物語」
...五名の男女の者が口々に――縛れとか...
吉川英治 「三国志」
...そのとき、西涼の兵が、口々に、「紅(くれない)の戦袍(ひたたれ)を着ているのが、敵の大将曹操だぞ」と、呼ばわり合っているのを聞いて、当の曹操は逃げはしりながら、「これは目印になる」と、あわてて戦袍を脱ぎ捨ててしまった...
吉川英治 「三国志」
...われらは、小幡へ駈けおくれた敵のこぼれに出会ったのみで、せめて、もう半刻も早かりせば――と、残念ながら立ちもどりました」と、口々にいう...
吉川英治 「新書太閤記」
...口々にみな言った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...空御輦(からみくるま)をながめて口々に怒ったが...
吉川英治 「親鸞」
...守口へ行けば川番所のお役人がいるで」客は口々にこう囁(ささや)いて生唾(なまつば)をのんでいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
