...ふとどうにでもなれという捨てばちな気になって元気を取り直しながら...
有島武郎 「或る女」
...と私は気を取り直して心のなかで呟く...
太宰治 「もの思う葦」
...二日目には夫も気を取り直して快活になり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...どう気を取り直しても此の人のために忠義を盡す料簡(りょうけん)にはなれないのだった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...早く氣を取り直して立ち上る丈けの勇氣がほしい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...再び気を取り直し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あぶないと申すのじゃ」竜之助はまた杖を取り直します...
中里介山 「大菩薩峠」
...やがて取り直したと見えるのがまさしく一挺(いっちょう)の鉄砲であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...その木剣を取り直した時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...槍を取り直して意気込みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼女は更に気を取り直した...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...だが直ぐに気持を取り直して...
牧野信一 「父を売る子」
...氣を取り直してゐようとしても...
正宗白鳥 「今日は無事」
...やつと気を取り直して「電報つ!」「えゝと……あん」彦之丞「鈴村彦之丞方...
三好十郎 「おスミの持参金」
...取り直して裾を薙(な)ぎはらえば」「洒落(しゃれ)にもならねえ」と清一が遮った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...若旦那を怨(うら)んだような事を云うかと思えば……早う気を取り直してくれよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...孫堅は気を取り直して...
吉川英治 「三国志」
...……どうか心を取り直してくれ」彼はすっかり疑いをはらして...
吉川英治 「三国志」
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