...野菜物ばかりは畠から取りたてに限る...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...あの屋賃を取りたてないからといって...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...「取れ取れ」とは「取りたて」と云う義で...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...取りたての魚をたべるほどうまいものはないとぢいが云ひますので...
土田耕平 「海坊主の話」
...さりとて別にこれと取りたてていうほど厭らしいところもないんだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...取りたてていうほどの容姿(きりょう)ではなかったが...
豊島与志雄 「反抗」
...わたしを助(すけ)ボーシンに取りたててやる...
火野葦平 「花と龍」
...貧乏人からは特定の小作料を勝手に増額してじゃんじゃん取りたてる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...農奴は死んでしまっているのに税金だけは生きているとおりに取りたてるのですよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...狂人の言葉をそのままお取りたてになるのですね...
平林初之輔 「予審調書」
...大名に取りたててやる...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...取りたてて得させる」豊麻呂は...
吉川英治 「私本太平記」
...両人を取りたてて...
吉川英治 「新書太閤記」
...黄母衣(きほろ)の一使番(つかいばん)から取りたてて...
吉川英治 「新書太閤記」
...西塔(さいとう)の学僧寮に堂衆として取りたてられ...
吉川英治 「親鸞」
...順次士分(しぶん)に取りたてて来たものであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...取りたての免許皆伝...
吉川英治 「松のや露八」
...姉妹とも取りたてていう程の美人では勿論ない...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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