「取らす」の意味
与える、授ける
小説での「取らす」の使い方
...褒美として二十磅(パウンド)ばかし取らするがよいぞ...
薄田泣菫 「茶話」
...褒美としてもう二十磅取らするがよいぞ...
薄田泣菫 「茶話」
...帰還許可状を御身に与え取らすべし...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
... 545各自の手中受け取らす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一年に二度ずつ取らすべしと」...
南方熊楠 「十二支考」
...行こう!(と立去りかけて、この三人のやり取りを半ば解らないなりに固唾を呑んで見ていた仙太、段六、女房などをチョトと眼に入れ)暫く! よし、書いて取らすぞ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...八畳敷に三盆白の砂糖を三尺嵩に積ンで月に三度づつ五十人の芸妓を丸裸のまゝ相撲を取らすといふたはけは...
村上浪六 「上方者の啖呵」
...質屋の使のモンビシユウ街三番地にて太田と尋ね来(こ)ん折には価を取らすべきに...
森鴎外 「舞姫」
...質屋の使いのモンビシュウ街三番地にて太田と尋ね来(こ)ん折りには価(あたい)を取らすべきに」少女は驚き感ぜしさま見えて...
森鴎外 「舞姫」
...質屋の使のモンビシユウ街三番地にて太田と尋ね來ん折には價を取らすへきに...
森鴎外 「舞姫」
...書き換(か)えて取らすべしとて更に別の手紙を与えたり...
柳田国男 「遠野物語」
...「今後は決して客を取らすな...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...褒美を取らするぞ」「ヘエヘエ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...よいものを取らする...
夢野久作 「名君忠之」
...おしはなし取らす可き也...
吉川英治 「新書太閤記」
...御褒美(ごほうび)を取らすであろうぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...この青年をすくうて取らす力がない...
吉川英治 「親鸞」
...母が助太刀して取らす...
吉川英治 「宮本武蔵」
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