...調室の壊れかかった椅子に傲然と反り身になり...
海野十三 「第五氷河期」
...まるで慈悲深い王様ででもあるやうに反りかへつてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...ソオファの上に反り返って読みかけの小説本をおッぽり出して...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ぐっと反り身になって...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...俄に反り身になって...
豊島与志雄 「電車停留場」
...睫が長く反り返っていて...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...常にも似ず少し反り身になり...
久生十蘭 「魔都」
...元来(がんらい)英国人とは反りが合わずに...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...反り返って目を半分つむっている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...嬶も子供も碌に飯はねえ……」憲兵等は反り身になり胡散気(うさんげ)に睨んだ...
本庄陸男 「お菜のない弁当」
...ジリ/\と反りかへつてゆくかのやうな白い砂原だつた...
牧野信一 「熱い砂の上」
...ぎゃあぎゃあと、反りかえるのを、思わず、ソッと頬ずりしてやったが、この刹那、彼の内心に、激しい争闘が行われているのは、美しい眉目の歪みでも知れるのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...心持ち反り身になったまま...
夢野久作 「怪夢」
...彼は赧さのままでなお反り出すと...
横光利一 「上海」
...彼は凭りかかるように反り...
横光利一 「旅愁」
...照り輝く砂の白さに調和した破風の反りを波うたせ麗しかった...
横光利一 「旅愁」
...その長反りの刀の鐺(こじり)を...
吉川英治 「江戸三国志」
...反りを打たせている太刀腰など...
吉川英治 「私本太平記」
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