...純金の鱗を持つ厖大な海豚(いるか)等で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...王と奴隷とを表現する雄渾(ゆうこん)単一な厖大(ぼうだい)な美の形式であり...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...全体にこけら葺きの厖大な屋根をそつくり地面に立てたやうな建物で...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...あの厖大(ぼうだい)な南極大陸の上にすむ「陸棲動物(りくせいどうぶつ)」の中で最大なるものは何か...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...しかしそういう厖大な数の論文のうちで...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...厖大な計画を立て...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...その頭が煙突や屋根にまでとどくやうな厖大な陰影(かげ)が壁面にゆらゆらと映つてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...幅五十八間乃至(ないし)二十一間という厖大(ぼうだい)な道路普請が行われた...
本庄陸男 「石狩川」
...嵩がまた斯の如く厖大なものであつたから余程優れた強肩と稀なる身丈を有してそろつた若者でない限り...
牧野信一 「バラルダ物語」
...すこし別の形態にやるためには厖大な経済力がいるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はきれめを見きはめる前に、厖大な、單なるかたまりといふものを記憶してゐて、それが内部に螢光燈を入れてあるやうに見えてくるのが、私の常識的な見方であつた...
室生犀星 「帆の世界」
...あの厖大な詳細な松平定能の著『甲斐国志』の中にすら上人の名を発見することが出来ませんでした...
柳宗悦 「民藝四十年」
...何事よりもその廟域の厖大なるに驚かされました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その厖大(ぼうだい)な蒐集や展観は松坂屋の服部氏や高島屋の川勝氏等の経済的応援があったためで...
柳宗悦 「四十年の回想」
...「国家論」は政治学の中でも一番厖大(ぼうだい)な部門を占めるし...
矢部貞治 「政治学入門」
...旧北条領の全国にわたる厖大(ぼうだい)な土地が...
吉川英治 「私本太平記」
...厖大な「新・平家」となった所以である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...二十余年間の心血を傾けてきた厖大(ぼうだい)な日本外史の草稿の中に埋もれて...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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