...窓を開いてじっと見ていると、三人連れは段々小さくなって遂に岩蔭に隠れてしまったが、待つ程もなく、舟着場の方から一艘(そう)の帆前船(ほまえせん)が、帆を卸したまま、私の眼界へ漕ぎ出して来た...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...女の方は腰だけを蓙の上に卸してしやがむ...
大町桂月 「月の東京灣」
...何卒(どうか)男子保護政策として別れた後(のち)に「亭主の棚卸しを仕(し)ない」といふ点に最高票を投じて貰ひたいものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...困つた人間も随分出るだア」「今でも困つた人間が居るかね」中老漢(ちゆうおやぢ)は岩の上に卸した背負籠を担(にな)つて...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...はじめて駕籠を肩から卸して土の上に置き...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは内から錠(じょう)が卸してあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぜひなく駒井はその室へ錠を卸し...
中里介山 「大菩薩峠」
...八歳のお年より髪を卸して御仏(みほとけ)に仕え奉る...
中里介山 「大菩薩峠」
...予は腰を卸した儘峠の話をするとみんなが予の傍に來て無事を喜ぶと共に非常に驚いたのであつた...
長塚節 「痍のあと」
...そう思って又椅子へ腰を卸した...
夏目漱石 「それから」
...錨(いかり)を卸した...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...厳重に錠を卸した部屋の中から...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...内緒話? 私の棚卸しなんか嫌ですよ」朗らかさと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鑰は卸しあらざりき...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...それからムツも買ってありますからこれは小さく切って塩を振って大根卸しと一緒に酢へ漬けておいて柚の皮をすりかけましょう」と台所は料理に忙がしし...
村井弦斎 「食道楽」
...やうやう處刑の手續が濟んだのを重荷を卸したやうに思つてゐた...
森鴎外 「最後の一句」
...深く根を卸した大木のやうにその足に十分力が入つてゐて...
森林太郎 「鼎軒先生」
...そのまま二人は真暗になった車室のクッションに腰を卸して耳を澄ましていた...
夢野久作 「人間レコード」
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