...ワアーワアーワアーと渦くやうな聲のどよみは卷き返し卷き返し近寄る...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...日本書紀は、三十卷あつて、帝紀と本辭のほかに、できるだけ廣く材料を集めて編纂したようであつて、古事記にくらべると時代が下るに從つて詳密になつている點に特色がある...
武田祐吉 「古事記」
...腰から下にまるで都腰卷をはいたやうな恰好になるんです...
竹久夢二 「砂がき」
...ある時代に空想したやうに一輛の馬車に、バイブル一卷、バラライカ一挺、愛人と共に荒野を漂ふジプシーの旅に任しゆく氣輕さは、いまはあまりに寂しい空想である...
竹久夢二 「砂がき」
......
谷崎潤一郎 「細雪」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...少しく彼に先ちてスカマンダロス――渦卷ける流に向ひかけ走り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...湯淺氏靜岡より露伴先生舊著言長語二卷を贈らる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...馬醉木 第四卷第二號所載)...
長塚節 「鉛筆日抄」
...巳之吉の蛇が腹に卷き付いて居るのを推(お)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...赤い腰卷のまゝを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...背後(うしろ)には何んの跡もないぢやないか」「?」「紅い扱帶(しごき)はその上へ後から卷いただけで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手摺(てすり)に干してあるお夏の寢卷を冠(かぶ)つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これぢやどうです」八五郎の叔母の持つて來たのは、お里が着て居た、赤い裏の寢卷で、その裏を返して見ると、鈎なりにむしり取られた跡があり、先刻加納屋の塀の上の釘に引掛つて居た布が、意地惡くピタリとその跡に合ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...信仰は呼び――天使は招き――神は命じ給ひ――生命は卷物(まきもの)の如くに捲き收められ――死の門は開いて彼方の永遠を示した...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...*Vgl. Wilh. Dilthey, Der Aufbau der geschichtlichen Welt in den Geisteswissenschaften, Gesammelte Schriften,. Band 1927.なほ拙著『史的觀念論の諸問題』に於ける「ディルタイの解釋學」〔全集第二卷收録〕參照...
三木清 「歴史哲學」
...行くがいい 既に門出の時である 行け太陽のもと 喧噪のさなかに 行け 風塵霜露の衢々に行つて お前の運命を試みるべき時である 行け片意地な兜蟲 か弱い仔雀 跛この驢馬 憐れなるわが詩(うた)の一卷...
三好達治 「山果集に寄す」
...それ等の波の怒り碎かせる渦卷きによつて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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