...即ち諸悪の根源である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...即ちボロ/\になつて使へなくなつた布(きれ)だつたのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...即ち同胞兄弟の文明なりとは...
大隈重信 「日本の文明」
...即ち、Aの場合か、Bの場合か――?4池内は、自分一人になってつぶさに事件を考える、時間と気持の上の余裕を得た...
大庭武年 「旅客機事件」
...即ち二十二萬圓の金は谷中村を助ける爲にすると云ふことがございますから内務大臣も事柄を知つて議論をしたのでない...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...観念形態・意識形態・即ち取りも直さずイデオロギーなのである*...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...即ちロゴスと共に始まるという意味に於て...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...それが即ち例の男であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...即ち今日無い本を...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...即ち今日殘つて居るのは...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...後宇多天皇が教法上の復古といふことを考へられたのは即ち一つの革新であつて...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...即ち、同列の五人ばかりが、一日新海の室へ酒樽を持込んで、強いて酒宴を開かせ、散々に飲み散らした末そこらあたりの器具を毀(こ)わしたり、棚を落したりなどして乱暴を始めた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...而かも今は即ち眇として當に掌中に握取す可きが如し...
長塚節 「草津行」
...白紙に書いた黒色部分即ち字から何かの作用線が出る必要がある...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...蓋(そは)もし衣にだにも捫(さは)らば愈(いえ)んと意(おも)へばなりイエスふりかへり婦(をんな)を見て曰けるは女(むすめ)よ心安かれ爾の信仰なんぢを愈せり即ち婦この時より愈(いゆ)と鉛筆で書いてあり「昭和十九年三月二十九日午後八時四十分」とある...
原民喜 「忘れがたみ」
...即ち、我々は不可能だと考える...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...即ち料理には必ず甘いと鹹(しおから)いとの外に辛(から)いと酸(す)いと苦(にが)いという五の味が備わらねばならん...
村井弦斎 「食道楽」
...毫も世道人心と相関するなくんば是れ即ち無残なる自慾なる耳(のみ)...
山路愛山 「詩人論」
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