「危なく」の意味
危険な状態
小説での「危なく」の使い方
...危なく崖下に顛落することの不幸の代りに...
中里介山 「大菩薩峠」
...がんりきの百が危なく体をかわす途端に...
中里介山 「大菩薩峠」
...危なく笠の臺が飛ぶところでしたよ」淺五郎は自分の首を平手でピシヤリピシヤリと叩きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...傳之助が危くなるとお前はたまり兼ねて飛出して助けた」「――」「番頭の文次が危なくなると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの三百八十両を抜かれたばかりに、昨夜(ゆうべ)は両国橋から、危なく若い二人、身を投げるところよ」「一人は彦兄イの――娘お富さんとか言ったね」「それまで知っているなら、言うだけ野暮だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そして第四の錢は危なく眼の玉を打たうとしたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...危なくて飛び込めまいと言ふが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...危なく殺されるところだったんで」「殺されかけたというのか」「寝ている顔の上へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御承知の通りヨーロッパには経済スパイがウヨウヨしていて危なくって手が出せない...
久生十蘭 「魔都」
...忌々しい嵌木(はめき)の床でつるりと足を滑らして危なく鼻柱を挫くところだつたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...「危なくないか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...お母さんはあんなところは危なくてきらいなんです...
室生犀星 「童話」
...危なく押えて「いません」と云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...男はかよの肩へ手をまわし凭れかかるような恰好で、足もとも危なく、よろめきながら歩いてゆく...
山本周五郎 「風流太平記」
...湯島で危なく助けられた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...たちまち危なくなった...
吉川英治 「三国志」
...耳から顎(あご)へかけて赤い一筋――森啓之助は危なくなった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...うぬの首も危なくなるぞ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
