...なんの危ういことがあろう...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...危ういと思う心さえなくなるほど梢(こずえ)を離れる...
夏目漱石 「野分」
...危うい命を取り留めたというのがあったが...
夏目漱石 「門」
...危ういところで引上げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...危うい梯子を登り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「名門邸宅が危ういところだったね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ちょうど追い風も得て危ういほどにも早く京をさして走った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左右太の一命が危ういという事態は...
吉川英治 「大岡越前」
...「なぜお引受けにならなかったのですか」「恩をうけた人の危ういのを見て...
吉川英治 「三国志」
...危ういこと実に見ていられない...
吉川英治 「三国志」
...いま癒さなければ母命も危ういところだろうと...
吉川英治 「三国志」
...危うい限りである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――匹夫の出世ほど危ういものはないぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...あわや危ういかとさえ思われた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...年も七十に近く、氏(うじ)の長者として、また朝廷の元老として、何事にまれ、この危うい世を、どうしたら穏やかに治め得るだろうかと、さすがは、憂慮にたえない立場にあった...
吉川英治 「平の将門」
...お家は危ういと思います」「だまれ」はじめて色を作(な)して...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ついには自身が危ういぞ――と切羽つまって来てから初めて...
吉川英治 「源頼朝」
...ぼくの一家はその頃じつに危うい淵にあったというほかはない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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