...然し 渠等の 目に 映ずるのは、ただ焼け残つた 赤煉瓦 の 道庁、開拓紀念に 最も 好箇な 農科大学、いつも 高い 煙突の 煙を 以つて 北地を 睥睨 する 札幌ビール工場、製麻会社、石造の 拓殖銀行、青白く 日光の 反射する 区立病院、大通り 散策地の 諸銅像、北海タイムス、中島の 遊園、北一条の 停車場、南一、二条 の 繁栄、狸小路、遊廓、(それらの 物には、すべて、内地から 入り込んだ 放浪者 の珍らしむ 価値は 殆ど なからうでは ないか?)放浪者は 寧ろ その他に 注意する ものが ある、積雪に 堪へる 様に 造つた平家(ひらや)の 棟つづき、停車場通り の アカシヤ街、枝葉は 幹に 添つて 箒の 如く 空天に 逆立つ 白楊樹(内地で 云へば、いてふの 格、)開拓者が ところどころ 道に 切り残した アカダモ(ハル楡)の 大木、道ばたに 植ゑ並べた イタヤもみぢ の 繁り...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...大通りを横切つて南一條...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...東南一帯は眼路のかぎり茫々たる大砂原で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...西南一里強にして荒川に達し...
大町桂月 「石田堤」
...南一光と親しいせいもあるだろう」南一光というのは右翼の一方の旗頭で...
高見順 「いやな感じ」
...「南一光先生は?」つづけて俺が末座から言うと...
高見順 「いやな感じ」
...南一光が政友会に洩らしたためだというのと二説あった...
高見順 「いやな感じ」
...復在二其東南一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...日本橋(にほんばし)南一丁目の上記須原屋茂兵衛は有名だが...
服部之総 「武鑑譜」
...その東南一町ほどの湿地...
牧野富太郎 「火の玉を見たこと」
...それから西南一帯はやや広く...
柳田国男 「海上の道」
...かつては日本の西南一帯の地にも...
柳田国男 「海上の道」
...吾瓮(あべの)島の東南一町に...
柳田國男 「地名の研究」
...朱雀帰南一休之助たち五人(かよも入れて)が帰ったとき...
山本周五郎 「風流太平記」
...すでに橋の南一丈ばかりは...
吉川英治 「三国志」
...湖南一帯から美濃の平野を扼(やく)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...桑名の西南一里ほどな地点...
吉川英治 「新書太閤記」
...東南一帯に見わたした一丘陵に...
吉川英治 「平の将門」
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