...卑怯(ひけふ)な殺(ころ)し方(かた)はしたくありません...
芥川龍之介 「藪の中」
...極端に人を卑(いや)しむ言葉である...
大隈重信 「日本の文明」
...復立卑彌呼宗女壹與年十三爲王...
陳壽 「魏志倭人傳」
...125されば素性は賤しかる卑怯の者とおとしめて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一体インテリが自分はインテリ集団にぞくするという一種の集団意識(それがやがて階級としての自覚を産む所以を私は最初に述べた)に立って、予め自負を感じ、そしてその自負が失われれば、自卑にかられ、自卑しながら自卑そのものを自負の材料にせずにはいられないという心根からは、インテリゲンチャを飽くまで一種の優先的な歴史的役割を独占した社会原動力として見ようとする欲望以外の何ものも出て来ない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...かなり卑猥な会話も交されているらしい...
外村繁 「澪標」
...切りに辭を卑うして彼を招がむとしたるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...卑屈な印象を与える...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...これを卑むものさへあつた...
内藤湖南 「支那目録學」
...半ば習慣的に繰返される野卑なる哀音も...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの卑劣な術策は一つ残らず使ったのだった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...しかれども野卑に陥りやすきをもって野卑ならざるものをも棄(す)つるはその弁別の明なきがゆえなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...「あゝ卑怯だとも...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...この願望の熾烈な火は自分の中に潜んでゐる卑しいものや涜神的な情慾や不純な想念やと戦ひ...
室生犀星 「愛の詩集」
...その顔は卑屈にしびれ切って...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...卑しい人にならないで下さいね...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...そこに働いている卑(いや)しくない女性(にょしょう)をながめて...
吉川英治 「親鸞」
...「卑怯といったな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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