「半白」の意味
完全には白くない状態
「半白」の例文(場面別)
- 日常会話彼の髪は半白で、年齢よりも老けて見える。
- 文学冬の空は半白に曇り、どこか寂しい雰囲気を醸し出していた。
- ビジネスこの製品のデザインは半白の色合いが特徴で、シンプルながらも高級感を演出しています。
小説での「半白」の使い方
...波の反射が陽炎の様にてらてらと顔から半白の頭を嘗めるので...
有島武郎 「かんかん虫」
...よく肥った半白と言いたいが...
犬田卯 「瘤」
...年の頃は六十路(むそじ)を二つ三つ越えたと思われる半白の口髭(くちひげ)と頤髯(あごひげ)...
海野十三 「空襲葬送曲」
...堺さんが五十近くの半白爺...
大杉栄 「獄中消息」
...そこで私は立って窓枠にのせてあった草花の鉢をもって片隅に始めから黙って坐っていた半白(はんぱく)の老寡婦(ろうかふ)の前に進み...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...半白の眉を笑み動かして...
豊島与志雄 「初秋海浜記」
...半白の長い髯が笑いに揺ぐのを...
豊島与志雄 「未来の天才」
...松崎は刈り込んだ半白の口髭(くちひげ)を撫(な)でながら...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...席を取りそこねて立っていた半白(はんぱく)の婆(ばばあ)に...
永井荷風 「深川の唄」
...今八郎が半白の中老人になったように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...半白の山羊(やぎ)ヒゲを右手でしごきながら...
野村胡堂 「胡堂百話」
...半白(はんぱく)の鬢(びん)から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは一体どうした事です」半白の石井弁護士は回転椅子(いす)をグルリと廻して...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...半白の頭髪を手拭でしばり...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...半白の髪を蜻蛉(とんぼ)のような細いちょんまげに結って...
山本笑月 「明治世相百話」
...半白の牛の群れが小屋の中から一匹づつ追はれて出ると...
横光利一 「悲しみの代價」
...両のモミ上げは、わざとみたいな縮れ毛が渦を巻き、半白の髪を、むりに結い上げているのである...
吉川英治 「私本太平記」
...M――氏は矮躯(わいく)赭顏(しやがん)、髮の半白な、元氣のいゝ老人であつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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