「半弓」の意味
通常の弓の半分ほどの長さの弓
「半弓」の例文(場面別)
- 武道彼は半弓の姿勢で弓を引き、的に命中させた。
- 美術この絵画では、半弓の形をした橋が描かれている。
- 日常会話彼女は半弓のように曲がった道を歩いていた。
小説での「半弓」の使い方
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...半弓の矢よりも短かい」「それは後で調べるといたしまして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうも、何處かで見た顏に違ひないが、夜つぴて考へても思ひ出せねえ」「あの野郎の身許なら、見附へ曝(さら)すまでもなくわかりましたよ」「誰だえ?」「深川の三十三間堂前に矢場を開いてゐた、半九郎ですよ」「あ、成程あの男か」「大弓は引かないが、半弓と、楊弓の名人で、若い女を置いて、結改場(けつかいば)(楊弓場)を開き、いろいろ噂になつた男ですよ」「すると?」「あの矢は、楊弓の矢よりは大きく、半弓の矢よりは小さいやうだが、恐ろしく頑丈な矢で」「それはわかつたよ、あの矢は駕籠(かご)半弓の矢だ、――俺は今朝横町の道場で訊いたが、半弓よりは少し小さくて、結構ものの役に立つ、枕(まくら)半弓とか、駕籠半弓といふものがあるさうだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...駕籠半弓は三尺以上はあるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若い女を四人まで半弓で射たんだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「昨夕出かけた時刻は?」「晝のうちに出かけました」「半弓を持つて出たのか」「駕籠半弓(かごはんきう)を持つて出たやうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半弓の名人の半九郎が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半弓で罪もない娘を殺す筈はあるまいと思ふ」「いかにも」「船に乘つてゐたのはが娘を殺す筈もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その釘に半弓の矢を隱して行つたのだよ」「何んだつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...舷(ふなばた)の裏から前の晩隱して置いた半弓の矢を取り出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半弓の矢を取出し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小姓は箙(えびら)を負い半弓を取って...
森鴎外 「阿部一族」
...半弓をもって目にかかる敵を射ていたが...
森鴎外 「阿部一族」
...鉄の半弓を持ちかえて...
吉川英治 「三国志」
...また双六(すごろく)とか半弓の遊具なども備えてあるにちがいないが...
吉川英治 「私本太平記」
...高田郡兵衛半弓赤い弁慶蟹(べんけいがに)が一匹...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...半弓を番(つが)えているので...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...外から半弓を射かけているのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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