...政府の方針としては産組に半々位に分けて配給させる方針でやっているんだぜ...
犬田卯 「米」
...お袋は娘と僕とを半々に見て...
岩野泡鳴 「耽溺」
...懸念(けねん)と安心と半々の足どりで...
江戸川乱歩 「五階の窓」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...半々に突きまぜたような少女と並んで坐っているところを想像に浮べてみたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...自宅と田宮の家とに半々ぐらいの生活をしていた...
豊島与志雄 「山吹の花」
...半々なのでございます」お絹の伊勢へ来たのは一人ではありませんでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...半々に受容れながら...
中原中也 「青年青木三造」
...その伯父が馬鹿に頑物(がんぶつ)でねえ――やはりその十九世紀から連綿と今日(こんにち)まで生き延びているんだがね」と主人夫婦を半々に見る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...駆けて行くガラッ八の後ろ姿を半々に眺めております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...重三は受取つてお月樣と夕映(ゆふばへ)と半々に透(すか)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この歌では半々になつてゐるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...このひとのものと半々ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは新しき鰺を三枚におろし骨ともに湯煮て身ばかりを細かにほごし別にフライ鍋へバターを溶かしコルンスターチを入れていため鰺の湯煮汁と牛乳との半々を加えて薄き白ソースを作り塩胡椒にて味を付け前の身を入れ能(よ)く混ぜ合せて二十分間煮るなり...
村井弦斎 「食道楽」
...わたしはぶどう酒をたいてい水で半々に割る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...菅原派とあぶらや派の半々に別れた...
矢田津世子 「凍雲」
...いまは事業の建て直しのため大阪と東京で半々の生活を送っていて...
山川方夫 「十三年」
...和風洋風と半々に混つた町の建築がいづれもみな新しく...
若山牧水 「村住居の秋」
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