...懸念(けねん)と安心と半々の足どりで...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...マサ子と私に半々に言い聞かせるように...
太宰治 「おさん」
...老人と美佐子とを半々に見た...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...大麦飯(米麦半々)ならば腹いつぱい食べてもあまり徹へないのである...
種田山頭火 「其中日記」
...その確率は恐らく半々であるかも知れない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...札幌と伊東と半々の生活をしばらくつづけることにした...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...この人と半々に洋卓(テーブル)の角を回って向き合っていた時は...
夏目漱石 「虞美人草」
...話をするときに相手の膝頭(ひざがしら)と顔とを半々に見較(みくら)べる癖がある...
夏目漱石 「それから」
...まあ半々位なものだろう...
夏目漱石 「道草」
...いずれ武田と北条に半々くらいにおさまることになろうが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...居間と応接室が半々で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...支那人とロシア人が半々に歩いている街を...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...若い未亡人はお里と嫁家と半々に暮すことになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...期待と危惧が半々に入れまじっていた...
三好十郎 「恐怖の季節」
...次は蕎麦粉五分の米利堅粉五分の半々位のものもあります...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...いまは事業の建て直しのため大阪と東京で半々の生活を送っていて...
山川方夫 「十三年」
...相変らず飲めんのか」「すぐ咽(む)せてしまうのです」「又十郎と半々になるとちょうどよいに...
吉川英治 「柳生月影抄」
...和風洋風と半々に混つた町の建築がいづれもみな新しく...
若山牧水 「村住居の秋」
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