...▲桑港に於ける幸徳▽米國の不平黨に交る久敷桑港に在りて同地の事情に精通する某氏の談に曰く▲秋水の渡米 幸徳が桑港に渡つたものは去卅八年の十二月だつた...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...活東子(くわつとうし)が十月(ぐわつ)卅一日(にち)に鐵鉢形(てつはつがた)の小土器(せうどき)を掘當(ほりあ)てながら...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...卅五年に至て谷中村の堤防が切れた...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...十一(マヽ)月廿六日十一月廿七日十一月廿八日『旅日記』十一月廿九日十一月卅日十一月卅一日十一月一日午後五時帰庵...
種田山頭火 「其中日記」
...それをめぐつててふてふふるさとの花の匂へば匂ふとて湯田螢こいこい大橋小橋とんでくるみかんお手玉にひとりあそんでゐる窓をあけると風がある青田は涼し関門風景渦潮ながるゝてふてふならんで――鏡子居朝空の鯉幟の赤いの黒いの泳いでゐる五月卅一日晴...
種田山頭火 「松山日記」
...消印は「武蔵東京下谷(したや)卅三年七月二十四日イ便」となっている...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...明治卅八年秋八月日魯(にちろ)両国講和条約の結ばれし時...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...(明治卅九年七月)...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...卅越(こ)えて四十に成(な)つても彼(かれ)は鍋(なべ)といふのが酷(ひど)く厭(いや)であつた...
長塚節 「土」
...その日は卅三年の七月八日...
久生十蘭 「新西遊記」
...それは年のころ卅歳ばかりの白皙美髯の青年紳士で...
久生十蘭 「魔都」
...約卅人に余る名士がうやむやのうちに「唄う鶴の噴水」に敬意を表することになった...
久生十蘭 「魔都」
...廿九日卅日卅一日 毎夜...
正岡子規 「雲の日記」
...されば元義が一家の見識を立てて歌の上にも悟る所ありしは天保八年頃なりしなるべく弘化四年を卅六...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「君劣卅平頭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文政二年卜居於卅間濠...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...百卅余名の学生が同時に解剖実習の出来る大実習室...
森於菟 「屍体異変」
...その先の代では十六になり、卅二になり、六十四となり、百廿八になり、二百五十六といふやうに、祖先は先へのぼるほど數がふへてゆく...
吉川英治 「折々の記」
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