「千枚」の意味
非常に薄いものや多数の枚
「千枚」の例文(場面別)
- 料理このレストランの千枚漬けは、薄く切った野菜が絶妙な味わいです。
- 製造業新開発の金属加工技術で、千枚通しと呼ばれる極薄のシートが作れるようになった。
- 文学彼女の心は千枚のガラスのように繊細で、些細な言葉でも傷ついてしまう。
小説での「千枚」の使い方
...武さんの筆写した新旧約聖書は何千枚かにのぼつてゐるであらう...
芥川龍之介 「素描三題」
...僧都真鯛(まだい)大小八千枚...
泉鏡花 「海神別荘」
...ええええ、真鯛大小八千枚...
泉鏡花 「海神別荘」
...千両箱だから、千枚かしら...
江戸川乱歩 「大金塊」
...千枚漬はおいしかつた(この町のうどんやで柚子味噌がおいしかつたやうに)...
種田山頭火 「行乞記」
...全集十餘卷紙數幾千枚を通じて魯魚の誤を絶無ならしめん事を期するや豫め先生一家の用語を心得置かざる可からず...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...露霜に磨かれた千枚岩が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...約三千枚の写真を撮った...
中谷宇吉郎 「写真と暮した三十年」
...原稿紙にして二千枚を...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一枚四匁の小判が千枚入つたとすると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...千両箱というと、一両小判で千枚、一枚四匁(もんめ)としても四貫目、風袋(ふうたい)を加えると一つ五貫目は下りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...面(つら)の皮が千枚張りでも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「多分、疊針か、千枚通しか、鋭い逞(たく)ましいものを突き立て、引拔いて、丁寧に耳の穴を拭いたことだらう、鬼のやうな仕業だ」平次は言ひ切つてホツとした樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...凡(およ)そ二千枚にもなってるだろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一冊に集録さるる枚数が二千枚内外であったので...
山本実彦 「十五年」
...一方には女郎の千枚起請(きしょう)や旅役者の夫婦約束が...
夢野久作 「鼻の表現」
...何もかも總てのことがらを書かうとすれば恐らく千枚の長篇にはなるにちがひないのだが...
横光利一 「書翰」
...黄金(おうごん)千枚を積(つ)んで買いもとめたわけでもなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
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