...北原白秋も俳聖と呼ばれることがある...
...たとへば斎藤(さいとう)氏や北原(きたはら)氏の歌は前人の少しも盛らなかつた感情を盛つてゐる筈である...
芥川龍之介 「又一説?」
...観世太夫が……」北原が...
中里介山 「大菩薩峠」
...尺八を取ろうともしない北原賢次は...
中里介山 「大菩薩峠」
...さては、と思った北原は、盗むように隣りの間のその当の人を、なおよく認めようと試みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...病(や)みほおけた骨格を想像していた北原にとっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...その人が尋常に物を言って、「この通り眼が不自由なものでございますから、つい一つ宿におりましても、いっこう皆様にお近づきも致しません、失礼のみ致しておりますのに、お雪をはじめ連れの者が、絶えずお世話になっておりまする」非常にとおりのよい、むしろ、品のよいと言ってもよい挨拶ぶりでしたから、北原も、村田も、決して悪い気持はしませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...北原は、それを自分の推想が外(はず)れたと感得したから、で勢い前言の訂正、且つ、つぎたしをしなければならないと思って、「花火ではございませんでしたか」「花火ではありません――戦争(いくさ)でやられました」「え、戦争ですか」「戦争というほどの戦争じゃありませんがね、いくさの真似事(まねごと)のようなものですけれども、それでもいくさでした」「そうですか、いくさにおいでになりましたか」「ふとした行違いでしたよ」「どちらでしたか、その軍(いくさ)は」「大和の十津川です」と竜之助が言ったので、お雪ちゃんがヒヤリとしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...北原賢次は、良斎を残して、とつかわと出て行ったが、暫くして、北原はその名古屋から来た紅売りというのを伴うて、浴槽の方へ行った様子...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼みます」北原と良斎とは相顧みてこう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...北原、町田らは、やや離れた見方をしているに拘らず、これからの身の処置に就いてはなんらの思案のないところは、歓楽の一団と同じようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...北原氏が惡漢であるべき道理はないでせう...
萩原朔太郎 「ふつくりとした人柄」
...北原氏の詩集はたくさんありますが...
萩原朔太郎 「ふつくりとした人柄」
...北原氏は人間として實に幸福な運命をもつた人だと思ひます...
萩原朔太郎 「ふつくりとした人柄」
...アルスの北原という人の家で女中が欲しいと出ている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...丁度その頃(明治四十四年末)北原白秋の主宰する「ザムボア」(朱欒)が創刊せられた...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...北原白秋や高村光太郎に詩にまで歌はれたのは梅といふ女給仕であつた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...その隣りが北原さんよ...
山本周五郎 「契りきぬ」
...以前の北原へ引っ返して行った...
吉川英治 「三国志」
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