...その中に包括する個我の總計の意味にとるとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...以て万事を包括する人文大科学の進歩に頁献するを得ん...
高木敏雄 「比較神話学」
...凡て此等を包括する人文史的立脚地を取る可きなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...决して其全躰を包括するものに非ざることを...
高木敏雄 「比較神話学」
...我々がそれを直接に意識してゐるといふふうに我々のうちにあらゆるものを包括する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もっとも普通の世間の人の口にする科学という語の包括する漠然(ばくぜん)とした概念の中には...
寺田寅彦 「科学と文学」
...松平氏は第二夫人以下第何十夫人までを包括する日本一の大家族の主人だというゴシップも聞いたが事実は知らない...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...でつまり科学的批評、文芸の科学的評論ということは、歴史的材料について見れば明らかなように、要するに文芸評論の方法的に自覚された形態一切を、包括するわけだ...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...両者の間のすべてを包括することが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...當時の朝廷が直轄したまへる地方を包括するならん...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...「現在」は主體の自己主張に基づき生の充實・存在の所有を意味するものとして中心に位しそこよりして時の全體を包括する...
波多野精一 「時と永遠」
...將來と過去とを包括することに置いた...
波多野精一 「時と永遠」
...一切を包括する等質的なる内部的分化を有せぬ現在は...
波多野精一 「時と永遠」
...ここでは現在は過去をも將來をも單なる内容として部分としてわがうちに包括する...
波多野精一 「時と永遠」
...罪の赦しそのものはすでに超時間的なる根源的罪惡と個々の時間的行爲の罪惡性とをひろく共に包括する...
波多野精一 「時と永遠」
...さらに進んで音楽も絵画も文学をも包括する総合的境地が開拓されつつあるのである...
平林初之輔 「『心理試験』を読む」
...或いは特殊的法則を包括する一般的法則を求めるために...
三木清 「哲学入門」
...従ってそれは一切を包括する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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