...商人 お前は勿体ないことを云ふぢやないか? わたしは唯の商人だよ...
芥川龍之介 「三つの指環」
...画家(ゑかき)の爺さんに被(き)せるのは勿体ないやうなもんやな...
薄田泣菫 「茶話」
...本野子は自分ひとりでさう/\食べるのは勿体ないといつて...
薄田泣菫 「茶話」
...夢子は浅草の女優なんぞにさせて置くのは勿体ないと思はないかい? あんな所へ出して置けば...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...学位というものは決してやり惜しみをするような勿体ないものでも何んでもないのであってただ関係学科に多少でも貢献するような仕事をなにか一つだけはした人間だという証明書をやるだけのことであって...
寺田寅彦 「学位について」
...思えば勿体ない男……」と奥様は...
中里介山 「大菩薩峠」
...就ては自分一人で折角のお談義を聞くのも勿体ないから人を集めて見よう...
中里介山 「法然行伝」
...ただ置くのも勿体ないと思ってね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...仕事を本気にやっているときは勿体ないからね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...赤ちゃんの世話にかまけすぎて一日というのも人生として勿体ないもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのときよだれを十日分ほどこぼして勿体ないことをしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...朝晩芥箱をのぞくのはおきまりで、自分で考案した竹の鋏で何や彼やを拾ってきては、勿体ない、を言いつづけ、大根の尻っぽや人蓼の皮まで、味噌汁のだしにしたりして用立て、人からきた手紙の封筒やかん袋など裏がえして帖面にとじておく、というような気のつき様、噂をきくさえ嘆じいる他はありません...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...勿体ない猟場であった...
柳宗悦 「京都の朝市」
...心配せんでも宜(え)えわい」床の間の前では話の腰を折られて唖然となった伝六郎が、新郎の残して行った大盃に気が付くと、「勿体ない...
夢野久作 「笑う唖女」
...意外にも内地の宿屋のやうな日本料理で夜食を取り得たのは勿体ない気がした...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...お手を」「勿体ないおことば...
吉川英治 「江戸三国志」
...御自身勿体ないと思わぬかな...
吉川英治 「新書太閤記」
...混雑する場合など私一人には勿体ない部屋であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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