...万年上田(かずとしうえだ)博士が帰朝して赤門派が崛起(くっき)すると硯友社の勢威が幾分か薄くなった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...三十分間の小雨を降らしてナポレオンの勢威を挫(くじ)いたのであると...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...皇室の勢威を背景としてもつことによって...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...負ければその反対に人望が薄らぎ勢威が弱められ...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...一つの権家が或る時期になるとその勢威を維持することのできないような失政をしたからであって...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...それと共に権家の勢威がうち立てられてからは...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...別当として勢威を揮い...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...代々豪士として勢威を振ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...またも地方に勢威をもりかえして...
吉川英治 「三国志」
...自己の勢威を衆に問い...
吉川英治 「三国志」
...朝廷の勢威も存立もかえって日ごとに薄れてきたかのごとく誰の眼にも見えてきた...
吉川英治 「三国志」
...讐(かたき)をとってやる」この孟獲という者の勢威と地位とは...
吉川英治 「三国志」
...さかんに散所大名の勢威をふるッて...
吉川英治 「私本太平記」
...勢威を旺(さか)んにして来たり...
吉川英治 「新書太閤記」
...勢威だけを受ける気でいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...この頃の相馬殿の勢威は...
吉川英治 「平の将門」
...坂東の将門は、皇位を僭称し、みずから、いる所を、王城に擬(ぎ)し、左右の大臣を任命したり、一夜拵(ごしら)えの文官武官に、勝手な除目を与えて、その勢威は、ほんとうの天子のようだという噂が、都じゅうに拡がった...
吉川英治 「平の将門」
...大友の勢威は忽ちにして地に堕ちた...
和辻哲郎 「鎖国」
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