...一口にいうと男勝りな...
上村松園 「わが母を語る」
...高(たか)が腸(はらわた)の無い江戸ツ子を理想とするやうな爾(そ)んな芥子粒(けしつぶ)のやうな根性の無気力漢(いくぢなし)と俺の美くしい御発明(ごはつめい)な男勝りの嬢様とは提灯に釣鐘だ...
内田魯庵 「犬物語」
...汝の強壮なる時に勝りて汝を愛らしきものとなせり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...妻子に勝りたる我らの所有物なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...推理小説としてはカーが勝り...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...男勝りの親分肌(はだ)な気象から好意で云ってくれていることがよく分るし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「だが梅ちゃんのような男勝りの女は...
谷崎潤一郎 「幇間」
...人に勝りて將來を占ふ術に長ずれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...男勝りと言はれた誇(ほこ)りをかなぐり捨てて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これが何で男勝りか...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...実体に比べ名があまりに勝り...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...鰯(いわし)焼く隣にくしや窓の梅秀和(しゅうわ)この句は誇張の程度少くして前の諸句に勝りたるだけ...
正岡子規 「俳句の初歩」
...けだし節は肉落ち身痩(や)せたりといへども毎日サンダウの唖鈴(あれい)を振りて勉めて運動を為すがためにその骨格は発達して腕力は普通の人に勝りて強しとなむ...
正岡子規 「病牀六尺」
...ひとり芭蕉に限りて百鳥百虫に勝りてこれを愛すといはんや...
正岡子規 「古池の句の弁」
...病の間(ひま)をうかがひてその時胸に浮びたる事何にてもあれ書きちらさんには全く書かざるには勝りなんかとなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...馬に人勝りの特性ある事は後文に述べるとして...
南方熊楠 「十二支考」
...「むかし後漢(ごかん)の呂布(りょふ)が愛していたという赤兎(せきと)にも勝りましょうな...
吉川英治 「黒田如水」
...戦(いくさ)の場(にわ)で人勝りの働きはならぬぞい」と...
吉川英治 「剣の四君子」
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