...毎日々々夜が明けると十三円余りずつの損耗になる勘定で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...四代目には八倍になる勘定であるが...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...諸雑費を差引いても少からぬ売り上げが這入(はい)る勘定であることを知っているので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼女なら自分の管理しているどの勘定ででも自分の気のつかない間違いを滅多にやることはあるまいと誰でもが予言出来そうな...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...すなわち約七十七パーセントは雨か雪が降る勘定である...
寺田寅彦 「伊吹山の句について」
...博士及第者の数は二倍になるのは明白な勘定であろう...
寺田寅彦 「学位について」
...これを極端までもって行くとカリカチュアが一番正確な肖像画になる勘定である...
寺田寅彦 「観点と距離」
...統計的に云えば思い立ってから平均十六週すなわち約四ヶ月待たなければならなかったとしても大して不思議はない勘定である...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...それでもまだやはり朝東京を出て夕方熱海へ着く勘定であったように思う...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...虎(とら)の子の勘定でもして楽しんでいるような人にはこの書はなんにもならない...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...というのが彼の生活の総勘定であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」辰代は胸勘定でもするように頭を動かした...
豊島与志雄 「変な男」
...ことに物を見る目の敏(さと)い茂太郎の勘定ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...亜米利加では一分(いちぶ)二朱(にしゅ)もする勘定で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一番汽車へ乗れば晩の六時頃上野へ着く勘定ですが日本一の不規律鉄道...
村井弦斎 「食道楽」
...勘定で飲めるところは勘定で飲んだが...
山本周五郎 「陽気な客」
...その蔵元屋の別土蔵の二階の金勘定が真実の金勘定でない...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...稲の穂の勘定でもしてりゃいい身分...
吉川英治 「脚」
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